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年長児対象
志望校別講座「行動観察・手先の巧緻性コース」

合格に必須の総合力対策

 小学校入試で求められる総合力対策として、学力面以外の指導を行う講座です。行動観察対策では「人との関わり」「表現力」をテーマとし、ものごとに取り組む姿勢や意欲を重視した課題を行います。手先の巧緻性に関しては、正しく道具を使いながら指示どおり丁寧に作業する力をつけていきます。
意欲をもって主体的にかかわる気持ちを育てながら、今まさに学校が望んでいる「自分で考え、判断し、行動できる力」を養っていきます。

開講クラス

恵比寿本校
クラス曜日時間定員
行動観察+手先の巧緻性クラス毎週A(火)17:00~18:00各12名
B(水)17:00~18:00
C(金)17:00~18:00
D(土)16:00~17:00
E(日)16:00~17:00
東京女学館行動観察クラス毎週A(火) 17:00~18:00各10名
B(木)17:00~18:00
C(土)16:00~17:00
吉祥寺校
クラス曜日時間定員
中央線沿線 女子行動観察クラス毎週K(木)17:00~18:0010名
中央線沿線 共学校行動観察クラス毎週K(月)16:30~17:3010名
制作 & 生活巧緻性クラス毎週KA(水)13:30~15:00各6~7名
KB(金)15:00~16:30
KC(土)11:00~12:30

授業内容

  • 行動観察+手先の巧緻性クラス

     最近の小学校入試では、行動観察や手先の巧緻性課題が学習と同様、時にはそれ以上に重視されることもあります。それは多くの小学校で「きちんと人と関われるか」「物事に意欲的に取り組めるか」「あきらめずに工夫して取り組めるか」といった非認知能力を求めているからに他なりません。
    本クラスでは、一朝一夕では身につかないこれらの非認知能力を着実に積み上げていくため、右ページの方針で指導を行っていきます。


    ■合格のために獲得すべき力

    自分の考えや思いを自分の言葉で伝える力
    口頭試問で、さまざまな質問に自信を持って答える力は必須です。さらにお友だちとの関りの中で自分の意見を述べたり、お友だちと言葉でかかわる力を伸ばしていきます。
    指示を聞き取り、今すべき行動をとる力
    遊び、ゲーム、巧緻性などの課題を指示のもとで行っていきます。時には細かく指示されないような場面でも、自分で考えてすべき行動ができる力をつけていきます。
    他者と協力して目的に向かって取り組む力
    集団の中で自分の役割を持ち、さまざまな課題を通して目的へ向かった活動を行います。「相談する、協力する、実行する」力を経験を積み重ねて習得していきます。

    ■本講座における重要強化ポイント

    発表活動
    口頭試問では、答えたことに対して話が展開していく発展型の質問にも答えられるようにします。インタビュー、3ヒントクイズ、お話づくり、ダンスづくりなどを通して発表力をつけます。
    指示活動
    指示行動、指示作業、指示制作などを通して、一度で指示を正しく聞き取り、自分の力で指示通りの活動を行う訓練を行います。併せて生活作業、制作作業などに必要な巧緻性スキルも伸ばします。
    集団活動
    課題作業、課題制作、集団ゲーム、自由遊びなどの活動を通して、小集団から大集団までの集団活動の経験を積み重ねていきます。「今この集団で取り組むべきこと」を自分で考えて実践していきます。
  • 東京女学館行動観察クラス

     東京女学館小学校の入試では、AO型入試・一般入試共に学力以外の課題の比重が大きいため、特化した対策が必要となります。その内容は、運動、指示作業、指示行動、協同活動、親子活動、表現活動、ゲームなど多岐にわたっています。1年を通して積み上げたものを入試でしっかり発揮できるように、頻度課題については繰り返し取り組んでいきます。どの課題においても、難しいこと、できないことに立ち向かう「がんばる姿勢」を育むことが大事です。東京女学館小学校が目標に掲げる「よいこのめあて」を尊重しながら、学校が求める子どもに成長できるように指導を行なっていきます。


    ■合格のために獲得すべき力

    基本的な運動力
    基本的な運動をしっかり行うための運動能力が求められます。また確実に行動に移す力、根気よく取り組む力(がんばる力)も養う必要があります。
    コミュニケーション力
    「集団の中でお友だちとどのように関わることができるのか」会話や活動を楽しむこと、ルールを守ることなど、社会性や協調性が求められています。
    自分の力で考えて行動する力
    積極的に自分の意見を伝えたり、お友だちに配慮して行動するなど、さまざまな場面で自らの考えや想いを反映させながら、主体的に動けるということが大切です。

    ■本講座における重要強化ポイント

    運動
    頻出課題である鉄棒やボール運動を中心に、基本的な運動能力(体幹、バランス、筋力)の強化を図ります。
    行動観察
    親子活動での表現課題、お友だちとの相談を伴う協同作業など、子ども自身の取り組み方、お友だちとの関わり方、みんなの前で発表する機会を多く持つ場面を設けて慣れて頂きます。
    面接
    AO型入試では、子どもの面接が必須です。難しい質問はありませんが、面接官とのやりとりが続く発展型の質問にも、自分の思っていることを躊躇せずに素直にお話しできる練習をしていきます。
  • 中央線沿線 女子行動観察クラス

     小学校合格のためには、学力考査での一定の得点が必要ですが、そのうえで行動観察試験で学校が求める子どもであると判断されることが求められます。入学後に伸びるであろう子は、自律心があり、自主的に行動できる子です。集団の中で協働するためのコミュニケーションも必要です。中でも女子校の入試では、周りに受け入れられる立ち居振る舞いや生活習慣も観察されますが、子ども本人の性質やご家庭の教育方針が反映されるものであるため、一朝一夕で問題が解決するわけではありません。
    本クラスでは、子どもの性質が素直に出るようにしつつも、身につけておくべき良い習慣の定着を1年かけて実施していきます。姿勢、言葉遣いなどご家庭で心掛けて欲しい課題も多いため、保護者さまと連携しながら、お子さまの素養を整えていきます。


    ■対象校

    雙葉小学校 / 白百合学園小学校 / 立教女学院小学校 / 東洋英和女学院小学部 / 光塩女子学院初等科 / 晃華学園小学校(女子)

    ■目標:1年後に目指す姿

    はじめての顔合わせでも、自然にお友だちが集まる子はいるものです。入試の場でも、笑顔や柔らかい言葉かけなどを、まわりの子どもたちも先生方も感じ取っています。本クラスでは、その子の性格や個性を大切にしながら、自律心をもって自ら課題にとり組み、周囲と穏やかに関わりながら自分のすべきことをしようとする「小さなプリンセス」を目指します。

    ■授業内容

    自己表現力は明るく穏やかに
    毎時間、自己表現の時間があります。内容は、言語表現・身体表現・絵画制作表現とさまざまですが、お友だちの表現も取り入れながら、臆せず伸びやかな表現ができるようにしていきます。また、相手に伝わるように目を見て話す・笑顔で話す・詳しく話す、など、目上の人に聞いていただく気持ちを秋までにじっくり育てます。
    お友だちと自由に関わる中で、調和の意識を身につける
    授業で取り上げるコミュニケーション課題は、相談・協力が必要なものです。課題の前と後に「こうした方がいい」ということを伝え、繰り返し練習することもあります。また、子どもたちが本来の姿で自然に関わりあう「自由時間」こそ大事な時間ととらえ、内容に余裕を持たせています。教室だから、ではなく、自然に良い関わりができるように意識して授業を展開していきます。

    ※授業の様子を録画し、後日配信いたします。授業後にお渡しする評価と併せて、ご家庭での過ごし方の参考としてご活用ください。

  • 中央線沿線 共学校行動観察クラス

     大人数で実施される行動観察で“光る”行動ができるためには、子ども自身に課題に対する正しい意欲と、それを叶えるだけの身体能力・指示理解力と自制心、集団の中で協働するためのコミュニケーション力が必要です。
    本クラスでは、子どもの身体能力と指示理解力向上のための授業と、グループ活動を成功させるためのコミュニケーション活動を実施する授業を2週ごとに実施します。


    ■対象校

    桐朋小学校 / 桐朋学園小学校 / 早稲田実業学校初等部 / 成蹊小学校 / 晃華学園小学校 他

    ■目標:1年後に目指す姿

    「年相応の体の動かし方を習得し、意欲をもってそれぞれの課題に取り組み、指示通りに行動しようとする力がある子」「集団活動で課題を達成しようと自ら動き、たとえ問題が起こったとしてもグループの中で臨機応変に対応して、自分のできることを一生懸命にできる子」になることを目標とします。

    ■授業内容

    2週ごと繰り返す形で、課題点を改善
    4週を1タームとし、第1・2週は運動やゲーム遊びを中心とした指示行動課題を、第3・4週は相談・協力メインのコミュニケーション課題を行います。同じ評価観点の課題を2週続けますが、内容は異なります。1週目で気づいたことを意識しながら2週目の授業で活動することで、課題点を一つひとつ改善していきます。
    子どもに役割を与えて自信をつける
    授業の中で、班長・グループ長を決めます。課題の合間にお友だちの意見を聞いたり準備物を用意したりと、皆のために動くという経験をしながら、グループで活動しているという意識をつけていくとともに、消極的な子であっても輪に入っていけるように促していきます。
    「よく聞く、すぐやる、どんどんやる」が合言葉
    正しい行動は教えられてできるものではありません。子ども同士の関わり合いや、時にはぶつかり合いで身につけていくものです。雑な行動・発言には指摘をしますが、まずはアイコンタクトや身振りでも気持ちは伝えられるもの。積極的に関わり、相手の表情を見て素早く意思決定をし、課題に向かえるようにしていきます。その過程で受け入れられない言動や態度を知り、改善できるように働きかけていきます。

    ※授業の様子を録画し、後日配信いたします。授業後にお渡しする評価と併せて、ご家庭での過ごし方の参考としてご活用ください。

  • 制作 & 生活巧緻性クラス

     手先を使うことと脳の成長には非常に深い関係があることは言うまでもありません。しかし、いま世の中はタッチレス、ハンズフリーといった便利なもので溢れ、いかに手を使わずに生活できるかということに意識が向けられる時代になっています。蛇口をひねることができない、水筒の蓋を開けられない、コマを回せないお子さまが増えてきたのも納得ですが、それでは日常生活を送るうえでも不都合が出てきてしまいます。

    手先の巧緻性は、小学校受験では重要課題のひとつとなっています。「箸やハサミはなんとなく使えているから大丈夫!」「蝶結びは教え方が今ひとつ分からないから・・・」と、ついつい練習を後回しにしてしまい、基礎を正しく身につけておかなければいけない大事な時期を逃してしまいがちです。ハサミ切り・ひも結び・箸つまみなどは、どれも1日、2日ですぐにできるようになるものではなく、練習量がそのまま上達(成果)につながります。しかし、ただ練習をするだけでは苦痛になっていまいますし、間違った練習方法では変なクセをつけてしまい、かえって逆効果になってしまうこともあります。そのため、本クラスでは楽しくかつ正しく練習をすることを目的としたカリキュラムを準備しています。

    入試に向けた指導であることはもちろんのことですが、一生役に立つ力(財産)を身につけていただきたいという願いもこめて授業を行っています。
    国際モンテッソーリ教師資格を持つ専門講師の楽しくきめ細かな指導が、お子さまの成長を引き出します。

    ■目標:1年後に目指す姿

    何でも作り出せる頼もしい手と、てきぱきと身支度・手伝いができる生活力
    お友だちと切磋琢磨することで養われる粘り強い精神力
    「ていねいに・きれいに・正しく」を、具体的経験を通して身につける
    入試本番に臨むにあたり「これだけ練習したから大丈夫」という自信
    制作巧緻性(色塗り/ハサミ/ちぎり/のり貼りなど)と生活巧緻性(ひも結び/洋服たたみ/箸/雑巾絞りなど)の練習をバランス良くカリキュラムに組み込んでいます。

    ■授業内容

    1年の流れ
    前期-1最初が肝心! 楽しく正しい練習を
    前期-24月になるまでに出来るようにしておくこと
    後期-1身につけた基礎を自信につなげる
    後期-2自分なりの工夫を加えていく力をつける
    直前演習入試本番に立ち向かえる実践力をつける
    各タームの流れ
    第1回指示制作
    第2回生活課題
    第3回指示制作
    第4回運筆課題
    第5回指示制作
    第6回集中力ゲーム
    第7回箸の徹底練習
    第8回まとめ

    正しい道具の使い方、「ていねい・きれい・正しい」とはどういうことなのかを徹底的に習得し、タームが進むごとに徐々に難しい課題にも挑戦していきます。

    ■授業内容のご紹介

    前期-1 第2回

    お家ごっこ 〔生活課題〕

    ひも結び / 箸つまみ
    • ひもの特性をよく知り、蝶々結びにもトライします
    • はじめが肝心 箸の正しい持ち方を知りましょう
    お家のお手伝いって楽しい!
    前期-2 第3回

    お花を飾りましょう 〔指示制作・共同絵画〕

    ハサミ切り / ちぎり紙 / のり貼り
    • 半分に折って切って(ちぎって)開くとどうなるかな?「きっとこんな形になるよ」「あれ?変な形になっちゃった」など推理しながら、「線対称」の導入が自然にできる制作です
    後期-1 第2回

    アイロンがけ 〔生活課題〕

    エプロン結び / アイロンがけ など
    • エプロンや三角巾を身につけ、洗濯物を干したり、自分のハンカチにアイロンをかけたりします
    • 入試に直結しなくても、心身の成長に欠かせない大切な課題です
    後期-2 第5回

    集中力ゲーム 〔集中課題〕

    ひも通し / 箸 / 穴あけパンチ など
    • 集中力と根気強さを身につけるゲームが盛りだくさんです
    • いろいろな要素が詰まった90分です。集中力ゲームを通して入試本番に向けた心構えを高めましょう
    直前演習 第6回

    お菓子のお家 〔指示制作〕

    指示を聞く力 / 工夫する力
    • 1枚の画用紙に指示どおり折り線や切り込みを入れてお家を建てましょう。ヘンゼルとグレーテルが思わず入りたくなるお菓子で自由にデコレーションします

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