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週刊こぐま通信
「代表のコラム」

第6回 KUNOメソッド交流会

第878号 2023年12月15日(金)
こぐま会代表  久野 泰可

 コロナ禍で中断していた「KUNOメソッド交流会」を4年ぶりに開催しました。こぐま会での実践活動の中で私が開発した「KUNOメソッド」を使って指導をされている提携教室をはじめ、正課やアフタースクールでメソッドを導入されている幼稚園や保育園の皆さま、またKUNOメソッドを使って教材開発を行っている企業等の皆さまにお集まりいただき、現状報告を兼ねたセミナーや参加された皆さまの交流を3時間にわたり行いました。今回セミナーで登壇していただいた3名の方には、次のようなお話をしていただきました。

【トルコの幼児教育におけるKUNOメソッド開発状況のご報告】
学研トルコ 取締役 ODA事業/教育コンテンツ開発担当
Ph.D.(Instructional Designer)
伊藤拓次郎 様
【海外子女の幼児教育を支えるKUNOメソッド】
学習塾KOMABA シンガポール・ジャカルタ代表
石川晋太郎 様
【AI時代に必要な教育とは】
SAPIX YOZEMI GROUP 共同代表
高宮敏郎 様

トルコの新規事業については、現地の幼稚園に「KUNOメソッド」を導入するための準備段階の作業の進捗状況をお話ししていただきました。トルコのみならず、中東地域に拡大して行く方針ですが、日本発のメソッドがどう受け止められていくか期待しています。また、シンガポールで日本人向け幼児教室を展開されている学習塾KOMABAの方からは、海外で生活する幼児の「母語」の習得に関する実践報告をしていただきました。サピックスの代表からは、AI時代における教育のあり方についてお話ししていただきました。会場に集まった皆さまもお三方の話に大変興味を持たれたようで、その後の交流が盛り上がりました。途中、こぐま会の3つの新商品を紹介させていただきました。
  1. 講師派遣型授業「こぐまのホームレッスン」
  2. 幼児のための通信教育「おうちdeこぐま会」
  3. 全国幼児発達診断テスト

4年ぶりの交流会でしたので、久しぶりに顔を合わせた方も多くいらっしゃって、話が弾んでいたようです。新たにKUNOメソッドを使って事業を展開されている方々もご紹介し、今後の連携を話し合っていただきました。

こぐま会では、教室運営を中核としながら、コンテンツを使ったビジネスを展開してきました。その教育にご賛同いただき、一緒に仕事をさせていただいている企業や園は、今や29にも上ります。幼児教育に対する啓蒙活動「幼児教育に新しい風を」という旗印のもと、多方面から結集していただき、正しい幼児教育のあり方の普及に努めてまいりました。まだまだ小さなグループですが、ここに結集していただいた方々との輪を広げ、「KUNOメソッド」が日本のみならず海外でもさらに展開できることを願っています。現在日本国内で導入していただいている提携教室・提携園は合わせて42、海外では、今年からスタートしたトルコをはじめ、シンガポール・タイ・ベトナムで、日本人向けと現地人向けの教育活動を行っています。コロナ禍で教室運営も大変だったようですが、すべての制限がなくなって以降、また子どもたちも集まり始めているようです。 多くの皆さまに応援していただきながら、KUNOメソッドが広がっていくことを期待しています。



読み・書き・計算はまだ早い!

 こぐま会代表 久野泰可 著「子どもが賢くなる75の方法」(幻冬舎)

家庭でできる教育法を一挙公開
子どもを机に向かわせる前に実際の物に触れ、考えることで差がつく。
  • 食事の支度を手伝いながら「数」を学ぶ
  • 飲みかけのジュースから「量」を学ぶ
  • 折り紙で遊びながら「図形」を学ぶ
  • 読み聞かせや対話から「言語」を学ぶ

 KUNOメソッド こどもがかしこくなる絵カード(幻冬舎)

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