週刊こぐま通信
「室長のコラム」お父さんも頑張っています
第308号 2011/9/16(Fri)
こぐま会代表 久野 泰可
こぐま会代表 久野 泰可

第5回「お父さまのための土曜ゼミ」が9月10日に行われました。今回が最終回ですので、入試直前の学習課題や願書・面接対策等についてお話しし、その後午後10時近くまで懇親会を行い、意見交換しました。
- 第5回「お父さまのための土曜ゼミ」 -小学校受験を正しく理解する- 講義内容
- 今子どもたちが抱えている学習面での問題点
- 学習面の最終チェックですべきこと
- 入試までの過ごし方 (これから子どもに起こる深刻な問題を未然に防ぐために)
- 面接試験で気をつけること
こぐま会の受験クラスは、すでにステップ7の学習を終え、9月~10月までの直前2カ月間は、最近の出題傾向を踏まえた新しい問題を予想問題としてトレーニングしています。テープに吹き込んだ指示を聞きながら、毎回8枚の問題を解く練習です。8枚すべてをテスト形式で行い、その後1枚1枚点検し、どのように解いたのかを子ども自身に説明させながら、その問題で求められている考え方を確認する授業を進めています。8枚のペーパーは、テスト形式で行えば大体30分あればできます。つまり、入試におけるペーパー試験はその程度の時間で行われているということです。だらだらと1時間も2時間もペーパーに向かっても意味はありません。30分間、いかに集中して取り組めるか・・・これが大事です。家庭学習も本番の試験を見据え、それくらいの間集中力を高める練習が大事です。
今回の土曜ゼミでは、残された1カ月半の学習の進め方について、領域ごとに出やすい課題を取り上げ、何がポイントかを伝えました。大事な課題は次の通りです。
1. 未測量 |
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2. 位置表象 |
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3. 数 |
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4. 図形 |
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5. 言語 |
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すでに横浜の学校では面接が始まりました。毎年のことですが、「私は良くできたけど、お父さんが上手にできなかった・・」という子どもからの報告を聞きます。面接は正しい答え方があるのではなく、ご家庭の考え方を正直に気持ちを込めて伝えれば、それで良いのです。頑張れお父さん!