ページ内を移動するためのリンクです
MENU
ここから本文です
週刊こぐま通信
「合格者からのアドバイス」

合格者からのアドバイス(24)

2008/08/01(Fri)
こぐま会代表  久野 泰可
願書提出にあたり、気をつけたことはどんなことですか。

(A)志望校の教育理念、教育方針を理解する為、初等科だけでなく中等科、大学、関係校のパンフレットを集め、キーワードの内容理解に努めました。また、志望校がカトリック系であったので、旧約聖書や新約聖書の解説書を読み、キリスト教の理解に力を注ぎ、願書や面接に使えそうな良い言葉がないか探し回りました。願書は具体的なエピソードを書くようにしました。

(B)以前読んだ、卒業生のアンケートに「参考票は記入後、送られてきた封筒に入れて持参し提出するので、切り口はきれいにあけると良い」と書いてあったので、そのように気をつけて開封しました。また願書はあまり書くところはありませんが、参考票は届いてから提出までの期日が短く、内容的にも重要なのでこぐま会の参考票見本をコピーし、事前に内容・分量・書き方を工夫し、何度か書き直し、願書提出時にはそのまま写せるような下書きを作っておきました。参考票提出日は試験の約10日前と、子どもの体調管理等当日に向けて、親は精神的に落ち着かない頃なので、「丁寧に写せば良いだけ」というのは安心感がありました。

(C)提出書類、期日については、早目にじっくりと読み、特に併願数が多い場合は、細かくリストアップすることです。(写真のサイズ・枚数・健康診断の有無など)私は見落としていたため、写真撮影や健康診断を追加しなければならず、忙しい時期にバタバタしてしまいました。また、受験料振り込みが、願書提出期限より数日早かったため、振り込みできず、あきらめた学校もありました。

 願書提出にあたり、3人の方のアドバイスを紹介しました。それぞれ、いろいろご苦労があったことが良くわかります。願書を書くにあたり、聖書を読みキリスト教の理解につとめたAさん。参考票提出までの時間の少なさを案じて、前もって文章を用意していたBさん。自らの経験を踏まえて事務的なミスをしないようにアドバイスしてくれたCさん。細かいことのようですが、実際の入試では、こうしたアドバイスが役に立つのです。Aさんが書かれているように、「願書は具体的なエピソードを書きました」、ということはぜひ見習ってください。

PAGE TOP