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週刊こぐま通信
「合格者からのアドバイス」

合格者からのアドバイス(20)

2008/07/04(Fri)
こぐま会代表  久野 泰可
最終的に第1志望校を決定したのは、いつごろですか。また、何が決め手になりましたか。

(A)ばらクラス第1回目の面接時に決定しました(1月下旬)。宗教、小学校からの女子の一貫教育、学校の教育方針、学校の環境の良さで聖心を希望していましたが、実際本当に娘に合うのかが不安でした。面談時に担任の先生から聖心は娘に合っていると断言していただいたので迷いも晴れ、決心しました。

(B)入会当初、第1志望校は近所の国立でしたが、1月の個人面談で担任の先生から「第1志望は抽選のある国立でなく、私立に」と言われ、それ以降雙葉志望はずっと変わっていません。小学校受験に対する姿勢を両親で「行かせたい学校だけを受け、ダメなら中学校受験で」と決めていたので、志望校決定に絡む9月以降の模試の結果は必ずしも良くありませんでしたが、受験する学校に迷いはありませんでした。

(C)もともと白百合へと思って入会いたしましたが、1月の担任の先生との面談で「雙葉が合っている」と言っていただき、指定校を雙葉クラスにしました。娘は、雙葉クラスのお友だちと気が合うようで、とても生き生きとしていましたので、タイプ的には合っているのかなと思い、他校を考えることはほとんどありませんでした。しかし、模試の結果が安定しているわけでなく、親が落ち込み担任の先生にご相談させていただくこともありました。最終的には6月の合不合判定テストや、雙葉模試の結果で決めました。ずっと雙葉小学校の対策のみで夏季講習もそのように取っている状況の中で、今更志望校を変えたところで、合格率が格段に上がる訳ではないと判断いたしました。また、子どもの反応に目を向けることも大切で、娘とはさまざまな学校を見学いたしましたが、結局願書提出時に一緒に行った雙葉小学校のみに興味を示し、それからは入りたい一心で、本当に頑張っていました。

(D)試験の3日前です。東洋英和にするか、聖心にするかとても悩みました。周りの意見や面接の感触などから、最終的にどのような結果をいただいても後悔しないという夫婦の約束として、1日は東洋英和にかけてみました。本当に試験日時が決定した日から毎日のようにどっちにしようか?と口癖のように話しておりました。頭のなかがいつも受験校のことで一杯でした。

(E)入会から年長のゴールデンウイーク明けごろまでは、親子ともに、雙葉小学校を強く志望しておりました。しかし、2月に白百合学園小学校の作品展を訪れ、在校生の方々のご様子、また学習指導の充実度を目の当たりにした時から、我が家の中に白百合が身近に感じられるようになりました。
再三、両親で学校の教育方針と家庭の教育方針を確認する中で、夏休み前には雙葉から白百合へ志望校が移行いたしました。決め手は学校の教育方針と家庭の教育方針の一致で、私たち両親が一番安心して娘をお預けし、学校と手を携えて娘を育てていけるのは白百合であることを確信できたことでした。この確信を持つことができたのも、こぐま会の担任の先生に何度も志望校のご相談をさせていただく中で、背中を後押ししていただけたことが私どもにとっては、最大の励みとなりました。

 5人の方の、学校選択に関するアドバイスです。志望校決定の時期は、こぐま会で行う第1回目の個人面談後が多いようです。それまでいろいろ悩みながら、実際の入試の現状と、子どもの学力や授業中の様子などをふまえて、決定した方が多いようです。(D)さんのように 試験3日前という方もいらっしゃいますし、極端な方は、面接試験の結果を踏まえ、試験日当日に・・・という方もいらっしゃいます。しかし、年中の冬に第1志望校を決め、学校別対策を十分取って合格した方が大半のようです。

決め手は、(E)さんのように、学校の教育方針と家庭の教育方針を確認されたことが基本だと思いますが、今回のアンケートを読ませていただき、個人面談時の担任のアドバイスを重視されているご家庭が多いのもよくわかりました。

ともかく、できるだけ早く第1志望校を決め、その対策を十分取って試験に臨むことが大事です。たくさん受ければひとつぐらい受かるだろう・・・という発想では、ひとつも合格できないのが、小学校受験の現実です。

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