こぐま会代表 久野泰可によるセミナー・講演会

国内外において多くのセミナー・講演会を開催しています
また、久野が発信する内容は、教育関係・学校関係の方々にもお聞きいただきたい内容です。席に限りがございますが、ぜひ足をお運びください。
セミナー・講演会をきっかけに、多くの方々に幼児期の基礎教育の大切さを知っていただきたいと思います。
小学校受験 合格のために
秋の入試をめざして通ってくる幼い子どもたちのために、白黒はっきりする受験のなかで、自信を失わせたり、心に傷を負わせるようなことはしたくない。受験という目標があるにせよ、子どもらしく輝く目を失わないで、楽しく学ぶ方法があるのではないか。そんな思いをもちながら授業に全力をかたむけています。
セミナーでは、最新入試情報を始め、現場で日々子どもと接している立場から、保護者の皆さまにどのような内容と方法で受験を目指したらよいか、間違った受験対策にならないよう、その時期に合わせた正しい学習法を、具体例を交えてお伝えしています。
正しい幼児教育を考える
小学校入学前の幼児に対する教育と聞いて、皆さまは何を想像されるでしょうか。おそらく、多くの方が有名小学校に入学するための「お受験」対応と思われるかもしれません。
しかし、幼児教育は「お受験」のためだけに行うものではありません。
幼児教育とは、小学校に入学してから勉強でつまずかないための基礎を作るものであり、なにより子どもたちに「自ら考え、自ら行動する力」を与えるものです。
入試問題を分析すると、子どもたちを受け入れる小学校側が子どもたちに何を求めているのか、学力向上のために何が必要かという、学校側の「学力観」が問題作りに反映されていることがわかります。入試問題は特殊な問題ではなく、年長児に身につけておいてほしい「ものの見方・考え方」をはっきりした形で提示しているのです。
それは、こぐま会の「教科前基礎教育」の考え方と繋がります。この教科前基礎教育について、「なぜ必要な学習なのか」「どんな学習をすればいいのか」「その学習を通してどこまで能力を高めたらいいのか」など、その内容と方法をセミナーでお話ししています。
こぐま会が提唱する幼児教育は、特別な方法や特殊な教具を使った教育ではなく、生活に根ざした学習です。子どもを伸ばすチャンスは、すべて生活の中にあります。家族のちょっとした働きかけが、日常生活を教育の場に換えてくれるのです。あとは、周りの大人の働きかけ如何ということです。
セミナー・講演会でお伝えしたことを、ぜひ毎日の生活の中で、そして親子の触れ合いや遊びの中に取り入れていただきたいと思います。