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週刊こぐま通信
「今何を学習すべきか」

常識26 一般常識2 伝統行事について(子どもの日)

2008/05/16(Fri)
 この一般常識問題では、日本の伝統的行事について聞いています。前回は「お正月」を取り上げましたが、今回は「子どもの日」について考えていきましょう。これについては、「ひとりでとっくん91 常識2」 の中に次のような問題があります。

 1. 子どもの日に外に飾るものは何ですか。をつけてください。
 2. 子どもの日に食べるものに2つをつけてください。名前も言ってください。
 3. 子どもの日に折る折り紙に×をつけてください。
 4. こどもの日の歌を歌ってください。


(正解)
 1. 上段右から2番目のこいのぼりに
 2. 中段右 柏餅、下段右から2番目 粽(ちまき)に
 3. 上段左から3番目のかぶとの折り紙に
 4. 「背比べ」の歌 (柱の傷はおととしの5月5日の背比べ・・・)

 お正月は1月1日、子どもの日は5月5日です。このように日付が特定されている伝統行事については、その日付も正確に覚えるようにしてください。このほかひな祭り(3月3日)、七夕(7月7日)、などがあります。基本的に季節の区切りは、次の通りです。

春は 3月、 4月、 5月
夏は 6月、 7月、 8月
秋は 9月、10月、11月
冬は12月、 1月、 2月

 行事の日付をしっかり覚えておくと、それぞれどの季節の行事なのかがわかり、季節に関連する食べ物、生き物、服装などすぐに思い起こすことができると思います。
 問題 2. では、子どもの日にちなんだ食べ物が問われています。柏餅と粽(ちまき)です。柏餅は日本、粽は中国の風習に基づいてこれまで食べられているものです。子どもの日に限らずお正月の鏡餅、七五三の千歳飴、ひな祭りのひし餅など、食べ物がそれぞれの行事と密接に結びついている例は数多く見られます。最近の入試では、こうした細かい点まで出題されますので注意が必要です。こうしたものをただ知識として覚えるのではなく、実際にそれを飾ったり、食べたりすることが大切だと思います。
 食べ物につきましては、現代社会は、流通・技術が発達して違った季節のものでも食べることができます。しかし、春に竹の子、夏にはスイカ、秋には秋刀魚などできるだけ旬の食べ物を食べるようにご家庭でも気をつけてください。入試の口頭試問でも「おかあさんの作ってくれるもので一番好きなものは何ですか。」などという質問が多くあります。家庭での食に関する働きかけを学校でも大切にしているようです。

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