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週刊こぐま通信
「今何を学習すべきか」

常識21 社会的常識5 職業と道具

2008/03/21(Fri)
 今回は、職業と道具について考えていきたいと思います。
「ひとりでとっくん53 常識1」 の中に次のような問題があります。

 上の人たちが使うものを下の絵から選んで線結びをしてください。 (正解)
左から順に、消防士とホース、警察官とピストル・警棒、大工と金槌・釘、コックとフライパン・包丁を線結び

 職業については、よく面接の中で「大きくなったら何の仕事をしたいですか」と聞かれることがあります。また、「お父さん(お母さん)は何のお仕事をしていますか」と聞かれることもあります。自分の将来についての希望を持つことは大切なことですし、そのためには、世の中にはどんな仕事があるのかを知っておくことが必要です。
この問題の中では、警察官はすぐに分かると思います。また、コックさんが使う道具も、お母さんがお料理を作るときに使うものと同じで日常生活に密着しているので、わかりやすいと思います。ところが、消防士や大工さんが実際に仕事しているところは、あまり見たことがないのではないでしょうか。しかし、消防士は火事を消し、大工さんは家を作るという仕事の内容を考えれば、そこから何を使うかは類推できるはずです。

この仕事で使うものについての課題は、もっと細かい点まで聞いているものもあります。よく考え、また、正しく覚えていくことが必要となります。例えば、「ひとりでとっくん91 常識2」 の中に、次のような問題があります。

 それぞれのお部屋に入っている4つのもののうち、1つだけ仲間はずれがあります。それをさがして×をつけてください。仲間はずれ以外の3つは、あるお仕事をする人が使います。どんなお仕事をする人かお話してください。
(正解)
一番上 傘に×(他は消防士が使うもの)、上から2番目 消火器に×(他は警察官が使うもの)、上から3番目 のこぎりに×(他はコックさんが使うもの)、1番下 砂時計に×(他は医者が使うもの)

この問題を考えるときは、それぞれの人たちがどんな仕事をどのようにするのかを詳しく考えていかなくてはなりません。したがって、これまで比較的あいまいに捕らえていた仕事の内容をもっと深く考えていかなくてはなりません。それぞれの人がどんな仕事をしているのか、お母さんお父さんと話し合って、その仕事をするために何を使うかをしっかり理解してください。

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