週刊こぐま通信
「今何を学習すべきか」年長児 入試直前対策(1) 今後の学校別講座について
2006/07/21(Fri)
こぐま会では、今週から夏の講習会が始まりました。子どもたちは朝から夕方まで、暑い中一生懸命にがんばっています。夏は学力が今まで以上にぐんと伸びていく時期でもあります。したがって、この時期にいろいろな問題に挑戦していくことは非常に大切です。学校別講座は、会員対象の「指定校特別クラス」をステップＣまで、外部生も受講できる「こぐま学校別講座」はステップＤまでを、夏休み前までに終えています。ここまでで入試に必要な学習をほぼすべて完了しています。
そこで、夏の講習会では「夏季学校別 2007年度予想問題講座 I」を行っています。ここでは実力をつけるための非常に実践的なトレーニングを積みます。これまでそれぞれの学校で出題された入試問題の傾向を踏まえた上で、今年秋の入試でどのような問題が出題されても対応できるように、いろいろな領域に渡って演習していくのです。さらに、この講習会と関連させて、ご家庭でも「過去問とっくん」、「学校別ひとりでとっくん」、「領域別難問トレーニング」などの問題集に取り組んでいただくと、非常に効果的だと思います。
さて、ここからは9月以降のお話をしていきます。まだまだ早いと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、9月に入ると願書の提出や面接への準備で、何かと忙しい日々が続きます。そこでつい、お子さまの学習への対応が不十分になってしまいがちですが、この時期は夏に鍛えた学力の総仕上げをしていくべきとても大切な時期なのです。そこでこぐま会では9月に、「学校別 2007年度予想問題講座 II 」を開講いたします。ここでは各学校の入試傾向を踏まえて、出題形式に合わせた形で総まとめになる予想問題演習を行なっていきます。
この講座は第1志望校のための学力強化が本来の目的ですが、併願校対策にも対応しています。例えば、これまでペーパーでの出題が中心の学校を考えていらした方が、個別や行動観察が多く出題される学校を受験される場合は、どうしてもそのための準備が必要になってきます。そのため一つの学校につき4～6回と、比較的短期間で終了する講座となっています。
またこの講習会とは別に、10月には入試直前「学校別最重要課題特訓」を実施いたします。ここでは、各学校の合否の分かれ目になるような問題を、各校2回に分けて徹底してトレーニングをしていきます。本当に入試直前の時期における演習ですので、各学校のポイントをついた総まとめとして、ぜひ受講してください。（こちらの案内はホームページに近々掲載されます）