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週刊こぐま通信
「今何を学習すべきか」

図形基礎 立体図形構成 こぐまドーム積み木

2006/05/25(Thu)
 今回は、「こぐまドーム積み木」 について考えていきたいと思います。「こぐまドームつみ木」は図1のような形をしています。大きな立方体1個と、その半分の大きさの直方体が2個、その直方体を半分に切った三角柱が2個、そして、この積み木の最大の特徴である円柱を半分に切った積み木が2個の、合計7個の積み木の組み合わせになっています。


 積み木の構成では、たくさんの積み木を使って、好きなものを作ることも大切ですが、このように限られた積み木で並べたり、積んだりすることは立体感覚を養う上では大切なことです。この積み木につきましては、「ひとりでとっくん 82 ドームつみ木」 に見本帳があります。これを使って、次のように「積む」ことと「記憶をして並べる」ことの練習を行って下さい。

 まず「積む」練習です。この積み木は形の特徴を持たせてありますから、立方体や直方体だけの積み木と違って、いろいろな具体物をイメージすることができると思います。「ひとりでとっくん」の見本を見て積む前に、自分で工夫していろいろと積んで下さい。半円柱の積み木の曲面を下にして、図2の様にその上に三角柱を積むと、サーカスのピエロのようにもなります。いろいろとイメージを膨らませてください。見本帳には5個からスタートして、簡単なものからだんだん複雑なものへと並べてあります。


 次は「記憶して並べる」練習です。積み木を並べることは、積むことと違って、具体的なもののイメージがあまりできないためやや難しいと思います。特に、記憶してそれを行う場合はなかなか大変です。そして、三角柱にしても、図3の様に置き方ひとつで異なってきます。一つ一つの積み木の方向をきちんと確かめて、しっかり見本を見て記憶して下さい。また、使う積み木の数もはじめは数を減らして行って下さい。

 ひとりでとっくんの最後には並び方だけでなく、積み方の見本もありますので、そちらも是非練習して下さい。

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