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週刊こぐま通信
「今何を学習すべきか」

年長児 夏の合格対策(2)今後の学校別講座について

2006/05/11(Thu)
 前回は、「夏休みの合格対策」の年長児の夏の講習会についてお話をいたしました。今回は、これに引き続きまして、今後の学校別講座についてお話していきたいと思います。
 年長児にとって、夏休みの時期は学力が大きく伸びる時期です。この時機を逸しないように集中して、効果的に受験で求められる学力を身につけなくてはなりません。しかし、その課題は学校別に異なっています。それぞれの学校が何を大切にしているか、子どもたちの何を見ようかという観点が違っているため、それが問題に如実に現れてきます。
 こぐま会では、夏休み前に指定校特別クラスはステップC、こぐま学校別講座はステップDが終了します。ここまでで基本的な内容、それを元にした応用的な内容を理解していく段階は終了しました。夏休み以降は、それらを土台にして、より実践的な力をつけていく段階になります。
 今後の学校別の課題は、以下の2つのことをポイントに考えて下さい。

  • 学校ごとに求められている力をそれぞれの問題を演習することによって身につける
  • 第2志望以降に考えている学校についての対策を取る

 最近の入試では、いわゆるパターン的な問題は少なくなっています。子どもたちがこれまで体験していなかったような問題が多く出題されています。しかし、これらの問題を細かく分析していくと、ここまで学習してきたものを一つ一つ組み立てていけば解ける問題なのです。ポイントはどのようにそれらの要素を組み立てていけばいいか、ということなのです。この要素の組み立ての中に思考力が問われています。これは、この問題が出たらこう、この問題が出たらこう、と言うように単純にパターン化した学習では解けなくなってきているのです。

 こぐま会の今後の学校別講座は、会員の方・一般の方ともに、夏休みは5日間連続で「夏季学校別2007年度入試予想問題講座I」を行ないます。また、それに引き続き9月からの入試直前の時期には、4回または6回のコースで「夏季学校別2007年度入試予想問題講座II」を行ないます。このふたつの講座では、こぐま会の豊富な受験資料の中から、これまでそれぞれの学校で出題された問題を十分に検討して、学校ごとに2007年度に出題が予想される問題を考えていきます。そして、それらの問題演習を行なうことによって、これまでの学習を整理して、各学校が求めている思考力を身につけさせたいと思います。

 前述しましたように、今後の学習につきましては、第1志望だけでなく、出題傾向の異なった第2志望以降の学校の対策も、とっていかなくてはなりません。これまで第1志望の学校の準備はしっかりしてきたけれど、第2志望以降の学校の対策を取っていない方も、是非この講習会を受講して万全の対策をとってください。

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