■ 年長児対象 領域別家庭学習法 -今何を学習すべきか? 68-
  「言語 基礎5 しりとり(3) しりとりカード並べ2」
2007/05/11(Fri)
 前回に引き続き「しりとりカード」の並べ方について考えていきたいと思います。今回は、「しりとりカード1」を使った課題を見ていきましょう。

 使用するカードは次の10枚です。

てぶくろ―ろけっと―とけい―いす―すいとう―うま―ますく―くつした―たいこ―こあら

 これを次のように間をいくつか抜いた状態で並べて、そのよこに正解と不正解のカードをとりまぜて出し、空いたところに当てはまる正しいカードを探していきます。

てぶくろ―ろけっと―( A )―いす―( B )―うま―ますく―( C )―( D )―こあら

選ぶカード ・・・ すいか とけい すいとう どうなつ くつした しんごう くし たいこ

 ( A )〜( D )にあてはめる時の考え方を、それぞれの場合について、考えていきましょう。まず( A )のところには、前のカードが「ろけっと」で「と」で終わっていますから、ここには「と」から始まるものが入ります。それにあてはまるカードは、「とけい」しかありません。これは易しい課題です。(「どうなつ」は「ど」で始まり、にごる音ですからだめです)
 次の( B )のところは、「いす」につづく「す」で始まるカードですから、「すいとう」と「すいか」の二つがあります。ここでは、後ろの「うま」のカードを見て、「う」で終わる言葉の「すいとう」を選びます。このように前だけでなく、後ろにあるカードのつながりも同時に見ていかなくてはならないのです。この辺にこの課題の難しさがあります。
 最も難しいのは( C )と( D )にあてはまるカードをふたつ続けて選ぶ課題です。( C )の前は、「ますく」ですから「く」で始まるカードを考えます。「くし」と「くつした」があります。「くし」を選んだとき、つぎに「しんごう」とつながりますから、これでよさそうなのですが、これでは、最後の「こあら」につながりません。ですから「くつした」を選びます。続けて「たいこ」とつなげると、「こあら」につながります。ひとつだけでなく、二つ先まで考えてカードを並べていかなくてはなりません。
 このように並べてみて、うまく並ばなかったら、つまずいたところまで戻って考え直すことが「しりとり」では大事です。また、こうして試行錯誤をしながら練習していくことが、さらに難しい課題となる「しりとり」のペーパーの練習につながっていきます。

 次回は「ひとりでとっくん」のしりとりのペーパーから、その解き方について考えていきたいと思います。

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