■ 年長児対象 領域別家庭学習法 -今何を学習すべきか? 69-
  「言語 基礎6 しりとり(4) ペーパーを使ったしりとりの問題」
2007/05/18(Fri)
 しりとりは、ペーパーになると難易度が上がります。ペーパーにおけるしりとりの問題は、大まかに分けて次のようなものがあります。


 今回はこれらの中から最も難しいと思われる「5」 の課題について、具体例を挙げて考えていきましょう。
 「ひとりでとっくん 94 しりとり2」の中に次のような問題があります。

*左の四角の中の4つの絵をしりとりでつなげるためには、ひとつだけ足りないものがあります。
それを右の四角の中から選んで○をつけてください。
 

 この問題では、左の4つのものの何がつながらないかわかりません。したがって、とりあえずつながるところから考えていかなくてはなりません。はじめに こい がありますから、ここから こい−いど―ドーナツ とつながることがわかります。すると、つながらないものは、はごいた です。しかし、これが ドーナツ の後につながるのか、こい の前につながるのかはわかりません。つまり下の(ア)のようになるのか(イ)のようになるのかこの時点では分からないのです。

 (ア) こい−いど−ドーナツ−?−はごいた
 (イ) はごいた−?−こい−いど−ドーナツ

 ここは、試行錯誤をしながら両方の場合を考えてみなくてはなりません。(ア)のドーナツの後につながる場合を考えてみると、つみき がありますが、つぎが はごいた なので、つみき では「は」で終わらず、つながりません。
 (イ)の はごいた の後につながる場合を考えてみると、たけのこ があります。たけのこは最後の音が「こ」なので、これは次の こい にうまくつながります。そして、

はごいた−たけのこ−こい−いど−ドーナツ

とつながり、正解は たけのこ となります。

 この問題においては、ここ何回かでご紹介しました。いろいろなしりとりの問題を解く方法を組み合わせて考えていかなくてはなりませんが、そのためには、しりとりがスムーズにできなくてはなりません。また、しりとりだけでなく、逆しりとりも速くできることも必要とされます。こうした能力を伸ばしていくために、繰り返し口頭によるしりとりや、しりとりカード並べなどを行い、語彙を増やすとともに、しりとりに慣れてください。

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