■ 年長児対象 領域別家庭学習法 -今何を学習すべきか? 66-
  「言語 基礎3 しりとり(1)」
2007/04/13(Fri)
 何人かでしりとり遊びをするときは、前の人が「たぬき」と言ったら、次の人は、その最後の音「き」を始まりとする言葉を考えて、「きつね」などと言います。このようにしりとりは、同頭音と同尾音を使った言葉遊びです。繰り返ししりとりを行うことによって、いろいろな言葉を考えることができて、幼児にとってはとても有効な遊びです。

しりとりには、次のにいろいろな方法があります。

 今回は、「1」の口頭でしりとりを行う場合について考えていきましょう。
 方法は簡単です。お母さんと一緒に、どんどんしりとりを進めていただければいいのです。ただしその際、 という原則はしっかり守ってください。始めのうちは言葉に詰まってしまって、なかなか言えないことも多いかと思いますが、慣れてくるとすらすらと出てくるものです。

 しりとりがスムーズにできるためには、たくさんの言葉を知っている必要があります。特に、同頭音の考え方が大切です。始めは「あ」「か」「さ」・・・などの「清音」で始まる言葉を少なくとも3つ以上は言えるように練習してください。そして、慣れてきたら、「が」「ざ」「ば」・・・などの「濁音」や、「ぱ」「ぴ」「ぷ」・・・などの「半濁音」で始まる言葉もそれぞれ3つ位は言えるようにしてください。

 また、同頭音・同尾音のところでもお話しましたが、「きゃ」「きゅ」「きょ」などの小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」がつく「拗音」は、それがついた「きゃ」で1音と数えます。そのため、例えば前の人が「きんぎょ」と言ったら、次の人は「ぎょうざ」などの「ぎょ」から始まる言葉を言わなくてはなりません。これはかなり難しい課題になります。したがって、いろいろな「拗音」で始まる言葉についても、「清音」などの場合と同じように抑えておかなくてはなりません。

 授業でもしりとりを行っていますが、語彙の豊富な子はやはりすらすらとできます。上記の同頭音の練習や口頭でのしりとりの練習は、電車の中や歩きながら等、 日常的に簡単に行えるものです。この時点での練習の積み重ねが、今後のしりとりのカード並べやペーパーでのしりとりを行う上で大切な意味を持ち、また、それが国語力の基礎になります。

 次回は、「2」のカードを使って行う場合について、「こぐましりとりカード」を例に挙げて、それを使ったしりとりの学習方法を考えていきたいと思います。

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