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週刊こぐま通信
「プリムローズだより」

ごっこあそび

第3号 2018年10月2日(火)
プリムローズクラス担当
 朝からどんよりとした曇り空の火曜日でしたが子どもたちは元気に入室してきました。

朝の時間は、お母さんごっこにぴったりの赤ちゃんのお人形を用意しました。早速お人形を布団に寝かせると、「残っているお洋服のお洗濯をしてハンガーに干してみましょう」ということになり洗濯ばさみも出してきて・・・無事に部屋干しが終了しました。
程なくして今度は「干した洗濯物が乾いたかどうかちょっと見てくるね」「そろそろ取り込めそう」「お母さまは忙しわね」そんなやり取りの後、乾いた山盛りの洗濯物を今度は一枚ずつ畳みました。ごっこ遊びとしての楽しいひとときであったと同時に一連の動作を通して巧緻性や大小の区別、数についても自然と会話に盛り込まれていて改めてこの年齢の子どもたちにとっての生活は、すべてが成長に繋がるものであると実感しました。

朝のお集りでは、前日が十五夜でしたのでどんなことをしたか聞いてみると「お月さまを見た」「お団子を飾った」などの答えが返ってきました。今日は壁面制作でもハサミを使ってススキを作り9月の壁面が完成。子どもらしい素敵な作品となりました。これからも楽しみながら自然や季節を感じていってほしいと思います。

制作では、秋の交通安全運動のお話をした後でペットボトルを使用した信号機作りをしました。制作自体はペットボトルにセロハンを貼るという作業でしたが、子どもたちと一緒にビニールテープで横断歩道を作って車に見立てたおもちゃを置いてと準備も手伝ってもらいました。いつものお部屋は交通安全教室の会場に変わりました。そして交通ルールの説明を一通り聞いてから注意深く歩いていました。
毎日利用する横断歩道ですので、この年齢から公共の一人であるということ、約束を守ることは気持ちの良い生活の基本であることを理解していってほしいと思います。

今日は特に、どのお子さまも時々ふと立ち止まって考えるような様子が見られました。こちらがタイミングを見計らい聞いてみると、実は知っている童謡をじっくりと聞いていたり次にブロックでどんな物を作ろうか想像していたりそれぞれでした。回を重ねるごとに自分の楽しみも見つけながら過ごしている子どもたち。柔らかくなっていく表情を見ながら距離が縮まっているのを感じています。


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