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週刊こぐま通信
「室長のコラム」

充実した家庭学習を 新しいプログラムが始まります

第867号 2023年8月18日(金)
こぐま会代表  久野 泰可

 幼児期の子どもたちの最大の学びは、生活や遊びの中にあります。その生活体験を土台にした教室での授業の効果を最大限上げるためには、教室と連携した家庭学習が大事です。その家庭学習をサポートする新しいプログラムを2つ準備いたしました。その一つは11月からスタートする、2~3歳から始める通信教育「おうちdeこぐま会」、そしてもう一つは9月からスタートする、講師派遣型授業「こぐまのホームレッスン」です。

おうちdeこぐま会 こぐま会では、これまで40年にわたって教室での指導経験を踏まえたさまざまな家庭用教材を開発し、大勢の皆さまに使っていただいております。ペーパー教材「ひとりでとっくん365日」がベストセラーとなっていますが、この他にも多くのカード教材・具体物教材を提供してきました。そうした中で、「どの時期にどの教材を使えばよいか」とのご質問もたくさん寄せられています。こぐま会では、お使いいただいている皆さまの声にお応えするべく、この度2~3歳児からの通信教育「おうちdeこぐま会」を準備いたしました。大切な学びの順序性を守りながら学習を積み上げていくには、これが一番良いと考えたからです。ペーパー教材に偏りがちな「通信教育」の発想を転換し、紙芝居やカードを豊富に使った教材に仕上げました。集中力を高めるためには楽しさが必要です。それは付録教材の見た目ではなく「学ぶ中味の楽しさ」です。すみれクラスの授業カリキュラムをベースに、その時期の子どもたちにふさわしく楽しいテーマで毎月ご家庭にお届けする予定です。

こぐまのホームレッスン もう一つは、講師派遣型授業「こぐまのホームレッスン」です。保護者さまがお子さまと向き合って学びの時間を確保することが難しいご家庭をサポートいたします。教室に通いたくても、遠方にお住まいで通塾が難しい、また送り迎えができないなど、さまざまなご事情でお悩みの方もいらっしゃることと思います。そうした皆さまのご自宅に講師が直接伺い、こぐま会のカリキュラムに従ってマンツーマン指導を行うシステムです。レッスンを担当するのは、こぐま会で研修を積み、認定試験に合格した講師です。週1回60分のレッスンを2カ月あたり7回行います。毎回終了後には、お子さまの取り組みの様子を保護者さまにお伝えします。定期的にまとめのテストを行い、お子さまの理解度をチェックしながらレッスンを進めていきます。

新しくスタートする2つのプログラムは、共働きのご家庭の皆さまから寄せられた「家庭学習の時間をどう作ればいいのか」「受験のために何をどう学べばいいのか」といった深刻な悩みを解決するために新しく生み出した「家庭学習サポートプログラム」です。事物教育対話教育を実践してきたこぐま会の学習方法を、可能な限りご家庭でも実現できるように工夫しました。ぜひご活用ください。

※次回の更新は9月です。
 こぐま会代表 久野泰可 著「子どもが賢くなる75の方法」(幻冬舎)

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