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こぐま会の教育は、3つの考え方によって支えられています
1.「教科前基礎教育」という考え方

小学校入学前の基礎教育の重要性

 私たちの提唱する教科前基礎教育とは、小学校入学以降に始まる教科学習を支える考え方の基礎を、子どもたちの生活や遊びにテーマを求め、発達段階にみあった内容と方法で指導しようというものです。ですから、いまはやりの「早期教育」つまり、何でも早い方がいい - という考え方とは異なり、その時期にふさわしい方法で、基礎体験を積み上げることを私たちは求めています。

最近、早いことに価値をおく、あやまった考え方が幼児教育の中にも浸透し、4才で小学校の課題をやることや、また、3才で5才の課題をやることに価値があるというような風潮になりつつありますが、「こぐま会」では、そうした形式だけを身につけさせる教育には、真っ向から反対の立場をとっています。将来の知的活動の土台をしっかり作りあげておくことが大切であり、いつかは、追いつかれてしまう時間的な早さだけに価値を置くような教育を容認することはできません。教科学習の土台を形成する思考力を育成することこそが、幼児教育の重要課題だと、私たちは考えています。

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