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週刊こぐま通信
「今何を学習すべきか」

年長児 夏の合格対策について(3) 表現発表力強化クラス

2006/05/18(Thu)
 今回は、前回2回から引き続き年長児の「夏休みの合格対策」についてお話をしていきたいと思います。

 これまでは、夏季講習会・2007年度学校別入試予想問題演習Ⅰについてお話してきましたが、今回からはそれ以外の単科コースについて触れていきたいと思います。

 夏の講習会の単科コースは、以下の通りです。
  • 表現・発表力強化クラス(行動観察特訓)
  • 指示絵画・課題製作
  • 記憶・指示行動特訓
  • ペーパースピードトレーニング
  • ペーパー難問特訓
  • 図形課題克服特訓
(1. 2. の講座は1時間30分の授業ですか、それ以外は早朝特訓で、1時間授業になります)

 今回はこの中で特に、1. の「表現・発表力強化クラス」についてお伝えしたいと思います。

 最近の入試は、学力だけでは合格することが難しくなっています。学校に入ってからどのようにお友達関係を持っていけるか、集中力を持って充実した学校生活を送っていけるかという様々な子供の動きを行動観察という形で見ています。

 行動観察の内容は、自由遊び・集団遊び・集団製作などの集団活動、歌や踊り・動物模倣などの表現力を見る課題、指示命令行動など実に様々な形で出題されます。また、最近では、おやつや簡単な食事を食べさせて、そこで普段の家庭におけるしつけを見たり、運動で待っているときの姿勢がきちんとできているかどうか見る課題も増えています。

 こうした行動観察に対応するためにこぐま会では、日常的に「表現・発表力講座」を開設しています。そして、この夏の講座でも5日間連続で「表現・発表力強化クラス」を開講いたします。普段の授業は1週間に1回しかありませんが、この講習会では5日間連続で行うために、より徹底した行動観察の対策をとることができ、大きい効果が期待できます。また、授業内容もこれまで出題された問題を元に行いますので、実践力が身についていくのではないでしょうか。

 さらに、これまで行動観察があまり問題になっていなかった男子校においても、重要視されるようになって来ました。また、共学校を受験するお子さんでも、多くの場合男女別々にテストが行われますので、男子だけでいろいろな活動を行う準備をなさることが大切です。そこで、「表現・発表力Boys強化クラス」という男子のみの表現発表力のクラスも作成いたしましたので、男子校・共学校を受験なさる男子の方はぜひ受講なさって下さい。

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