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週刊こぐま通信
「プリムローズだより」

宝探しごっこ

第13号 2018年12月11日(火)
プリムローズクラス担当
 今日のプリムローズも子どもたちの元気な声が飛び交う、楽しい自由遊びの時間から始まりました。お部屋の中にはドールハウス、子どもたちが乗れるような大きな動物、おままごとセットなどを用意しているのですが、最近のブームは湯船に見立てた箱の中でお人形をお風呂に入れる事。それも湯上り用タオルやシャンプーにスポンジもあります。着ていた服はきちんと畳んでお風呂の横に置きました。印象的だったのは、その一つ一つの動作がとても丁寧だったことです。日常生活でも遊びの中でも「丁寧に、大切に」を日々心掛けていますのでこの様子は大変嬉しい一場面でした。

朝の活動の後、今日は子どもたちと宝探しごっこをしようと準備をしていました。というのも先週読んでいた絵本の中で、同じ動物を探すのを楽しんでいたり図鑑でやぎと羊の違いを見つけたり、そういうことに興味を持っているのを感じていたからです。
用意した物は、おままごとのコップや果物、お人形。あらかじめ2種類ずつ用意して、自分の前にある物の中から一つ選び同じものを探しにお部屋を歩きます。取っ手が付いているコップ、付いていないコップ、リンゴでも大きさが少し違っているものも混ぜました。最初は同じものを探し当て、待っているお友だちから拍手!そういった流れで進んでいました。しかし回を重ねていくと、子どもたちは自分の前にある物の中から特徴のある物を選ぶようにしたり、お部屋の中を見渡して見つけた物と同じものを自分の前から選んだり、そういった行動も見られるようになりました。こうして実際の物を使う体験で、絵本の中だけでは感じられなかった新たな発見もあったのではないかなと思っています。

お弁当の後は、動物たちにもお昼の餌をあげなくっちゃと出してきた野菜や果物がいつしかお店屋さんに発展し、ほかにもお弁当屋さん、車屋さんも開店することになりました。このお店屋さんごっこも繰り返し行っていますので、今では買い物かごやお金にするおはじきも用意してほしいと声が掛かります。そして必ずみんなが集まってくるのも特徴で、盛り上がっている最中にお店屋さんの売り物が無くなると、絶妙なタイミングで買った物を戻しに行く何ともかわいいシーンもありました。

来週も子どもたちと楽しい時間が過ごせますように、そして子どもたちの成長にたくさん出会えますように。


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