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週刊こぐま通信
「プリムローズだより」

お店屋さんごっこ

第11号 2018年11月27日(火)
プリムローズクラス担当
 今朝は、静かなお部屋の中で「ありのまま、そのままでいいんですよ」という言葉の意味を考えながら子どもたちを待っていました。このフレーズは子どもたち、保護者の方に繰り返しお伝えしています。ありのままの子どもたちと触れ合いながら、一人一人に与えられた力を探し気付いていける場でありたいと思っているからです。自分という存在を肯定してもらえる場があることは、当たり前のようでいてこんなに幸せなことはありません。今日も一日子どもたちの力にたくさん触れ合うことができますように、そう思いながらスタートしました。

朝の自由遊びでは、先週から登場した大きなシマウマと羊のぬいぐるみのお世話をしました。なぜか羊が病気がちでいつも病院に行きます。病院で注射をして薬を処方してもらい薬局にも寄りました。ぐったりとしている羊は考えた末に、大きな布をハンモックにして何とか家まで連れて帰ることができました。気付けば今度はパンダや象も咳をしています。「今度はタオルで動物用のマスクを作らなきゃ」と大忙し。新しく加わったシマウマと羊のお世話は、しばらく続きそうです。

主な活動の時間には、先週の粘土制作で作ったお菓子を使用してお店屋さんごっこをしました。まずは同じ仲間に分けることから始めて、お団子にポッキーにキャンディー・・・上手に分けることができました。お菓子屋さんだけでは寂しいからと八百屋さんやお肉屋さん果物屋さんも開店することになり、お釣りも用意して準備万端です。「いらっしゃいませ~いらっしゃいませ~」お部屋にはかわいい定員さんの声が聞こえてきました。
お店屋さんごっこでのお客さんは買いたい品物と数を伝えます。それを聞いたお店屋さんは色とりどりの品物の中から選び渡します。楽しい時間の中で正確にこのやり取りを進めることは簡単なことではなく、時にはキャベツとメロンを間違えて渡してしまったりしながらもかごがいっぱいになるまで続けていました。

お弁当の後には、大きなガラス戸から少し紅葉が始まった木を眺めて、お部屋の壁に貼ってある木にも赤や黄色の葉を自由に貼って秋らしくしてみました。これから本格的に色づいていく木々を少しでも身近に感じていってもらえたらと思っています。


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