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週刊こぐま通信
「プリムローズだより」

絵の具遊び

第9号 2018年11月13日(火)
プリムローズクラス担当
 11月最初のプリムローズは、にじみ絵を使った制作でさつまいもを作りました。まずは絵の具でさつまいも色を作るところから。
赤と青の絵の具を大きな器に入れて筆を使って混ぜてもらいます。
「もう少し、お水を入れた方がいいんじゃない?」「黄色っぽいさつまいももあると思う」意見を出し合いながら2色のさつまいもの色が完成しました。その後は自由に和紙を折り、四隅に絵の具を付けて全体がにじんだところで広げます。
手を紫色に染めながらそれを気にすることもなく、最後にはどれもおいしいお芋になりそうなきれいなにじみ絵が出来上がりました。
このにじみ絵の中で行った色水遊びは、子どもたちにぜひ経験してほしいと思っていたものの一つです。子どもたちは水遊びが大好き、その水に色が加わったらもっと楽しいはずですし、同時に絵の具を混ぜる感触、色が変わっていく不思議やそういった遊びをする際の約束事も知っていてほしいと思いました。

乾くのを待ってお芋の形にまとめた新聞紙の周りを和紙で包んでテープで留め葉っぱも付けました。
出来上がった作品を見てすぐに「もう一つ作って持って帰りたいな」と聞こえてきたので、もう一本ずつ作ることにしました。子どもたちからの「仕上がった素敵な作品を家族にも作って帰りたい」という純粋で優しい心からの一言です。こういった心からの一言にきちんと向き合いながら大切に丁寧に扱う場所でありたいと思うと同時に、こちらもそういった気持ちを忘れずに接していきたいと改めて感じました。

お弁当の後は、はらぺこあおむしの大型絵本を読みました。広げると子どもたちの身長よりも大きい特徴を活かせるよう、マットの上でページを捲る度に顔の近くまで絵本がやってくる距離に座りました。時にはキャーと声を上げながら楽しく読み進めることが出来ました。今日は絵の具での色作りに始まって「大きな栗の木の下で」の手遊び、体操、絵本の読み聞かせとどれも集団での活動ではありますが、そういったとらえ方よりも楽しそうだからやってみる、一緒に歌ったりドキドキするのが楽しい。そう自然と感じてくれていたような気がしています。


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