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週刊こぐま通信
「プリムローズだより」

かぼちゃのお菓子入れ

第6号 2018年10月23日(火)
プリムローズクラス担当
 今週のプリムローズは朝から少し早いハロウィンの空気に包まれていました。
「今日はいろんな方がお菓子を持ってお部屋をトントンしてくださるかもしれないわよ」そう話しかけると子どもたちは、もういつかいつかとワクワクがとまりません。

まずはお菓子を入れる箱を作らなくてはと自由遊びを早めに切り上げて、色画用紙を使った「かぼちゃのお菓子入れ」の制作を行いました。
作業内容は書かれている線通りにハサミで切り込みを入れる、目と口を貼るといった作業なのですが、立体的なとても素敵な作品に仕上がりました。しばらくすると「トントン」と聞こえたので扉を開けると、そこにはお客様(先生)がいらしてお菓子を下さいました。何人かのお客様からお菓子をいただけて、子どもたちは大変ご機嫌でした。

そして今日もまた子どもたちの成長がみられる一場面がありました。自由遊びの時間にぬいぐるみやおままごとセットを出していたことから「パーティごっこをしよう」と盛り上がりました。しかし実際はキッチンに向かう子、材料を集める子など思い思いに過ごし始めます。これは発達段階の特徴ともいえる光景でもあるのですが、真ん中に四角いタオルを一枚敷くことでそれをテーブルに見立てて自然とタオルを囲むようにみんなが集まってきました。その後は、お友だちの分までお茶を入れたり、熱い熱いといってフーフーと冷ます仕草をするとお隣で真似っこをして笑いあったりと、周囲も気にしながら遊ぶ姿が見られ成長が見られる嬉しい時間でした。プリムローズではこうしてあくまでも自然に関わりあう楽しさを感じ、そして大切にしていってほしいと願っています。

そのまま次はお買い物ごっこに発展して、先生が開店したお店屋さんにお買い物かごとおはじきのお金を持ってお買い物に出かけました。「ゾウさんのおやつを買いに行ってきます」「今夜はカレーだから人参を買いに行くの」などそれぞれにきちんとした意図があり、またお金を払うとお釣りをもらってとなかなか本格的なお店屋さんごっことなりました。お店がタイムセールや閉店間際の時もあって慌ててお買い物に出かける子どもたちの表情は真剣そのものでしたので、こちらも真剣にお店屋さんになりきります。最後には「今度はお寿司屋さんやってみようか、回る台もあったらいいね」と次の計画を考え始めていました。

今日もお部屋の中には子どもたちと先生の明るい声が聞こえ、お帰りの時には遊びきった子どもたちの笑顔を見ることができてそれが何よりも幸せでした。


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