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週刊こぐま通信
「室長のコラム」

第4回女子校合格フェアを開催します

第142号 2008/03/07(Fri)
こぐま会代表  久野 泰可

 今年で4年目になる「女子校合格フェア」を、4月20日と27日の2日間にわたり開催いたします。今年のテーマは、「家庭と教室、心をひとつにゴールを目指す」です。教室授業と家庭学習がうまくかみ合ってこそ、合格を勝ち取ることができるのです。そのために何が必要か、それをこのフェアで明らかにします。

「家庭と教室との連携」は、こぐま会の大事な指導方針の一つです。基本クラスの授業進度を核に、家庭学習の方針を明らかにし、家庭用教材の配布に至るまで周到に準備し行っています。また、その教材を使った学習をより深めるために、母親講座や父親セミナー、室長連続講座・学校別セミナーなどを開催し、ご両親の家庭での指導力を高めるために努力してきました。正確な情報を得て、子どもの理解の道筋にあった指導法を身につければ、家庭学習の効果は、測り知れません。それを実行してきたことで、こぐま会の高い合格率を維持してきました。そのノウハウをこのフェアで、できる限りお伝えしようと考えています。

私が行う講演会は2つあります。一つは「柔軟な思考力を育てる教育」と題し、36年間の現場指導で開発した教育法をお話しします。また、「子どもをダメにしない年中からの正しい受験法」と題し、間違った受験対策にならない学習法をお伝えします。その他に、「お父さんのためのお受験講座」で、受験における父親の役割を具体的にお伝えし、昨年初めて行った「合格者からのアドバイス」を今年も行います。また、学校別診断テストに並行して、保護者向けに「学校別合格対策講座」も行います。そのほかにも、学習方法を学んでいただく「父と子の教室」「母と子の教室」「親子で参加する造形教室」など、普段できない保護者参加の授業を行います。

私たちは、受験準備の教育は特別な教育だとは考えていません。まともな教科前基礎教育を行えば、必ず合格できると信じています。子どもの発達を無視して、無理やり難しい問題を学習したり、事物教育ではなく、ペーパーだけの教育で教え込もうとしたり・・・そんな形だけの薄っぺらな教育では、合格は勝ち取れません。幼児期における基礎教育は、受験だけでなく将来の教科学習の土台となる大事な教育です。子どもたちを小学校に送り出す側の教育はどうあるべきか。その答えをこのフェアで明らかにしたいと思います。

「ひとりでとっくん」をはじめとしたこぐま会発行の教材で、多くの子どもたちが受験対策をされていると聞きます。その教材の使い方がどうあるべきかも、明らかにしたいと思いますので、ぜひご参加ください。

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